ナシ

暦の上で秋になるとナシがおいしくなる。

ナシ園というのがあって、

道端でナシを売っている。

もう遅いのかなあと思いつつ、

ナシを探しに行くとまだ売っていた。

昔はそれほど高いものではないと思っていたが、

最近はスーパーでも高い値がついている。

ナシの産地に行けば安いのかとも思ったが、

そうでもなくて、傷ものを安く買うことにした。

1つおまけでもらってきてさっそく食べたら、

昔のナシとは別物のように甘い果物になっていた。

イクトシツキ

いつしか旅に出ることも少なくなった。

この状況でそれはさらに悪化した。

出口は見えているのだろうか？

ネットによって情報がフラットとなってイクトシツキ、

いつか誰かが助けてくれる。

そんな他人頼りになってしまった。

このまま、こんな束縛された世界に、

ネットでつながるだけの世界になってしまうのか、

いつか、生き残れて、また旅ができたらと思う。